Mocha Inc. / KPI Design

メンバー別KPI
FY11 Q4テスト → FY12本格始動

構造的バイアスを補正した、各メンバーの責任範囲に応じたKPI設計。FY11実データ(payslips重複問題・ディール合算問題を解決済み)に基づくベースライン。
2026-04-23 FY11 Q4: 2026/6-8 FY12: 2026/9〜 担当: CEO 岡崎

01 / ロールアウト方針

Phase 1
FY11 Q4
テスト運用。指標と目標値の妥当性検証。評価連動なし。
Phase 2
FY12開始
本格始動。月次レビュー+四半期判定。評価・報酬連動を検討。

いきなり評価連動だと指標バグでメンバーが疲弊するため、Q4で1四半期回して目標値を補正してからFY12で本格運用に入る。

02 / 設計方針

栗原 → 粗利主軸
28%
代理店PR粗利率 / FY11実績 28.8%
藤山 → 入れ込み主軸
+2
新規所属純増。粗利数字より定着プロセス重視
山本 → 轟+現場責任
36%
PR全体粗利率(コスメ除く)
構造的バイアスへの対処
藤山は構造上クリエイター側に立つ立場のため、放っておくと「クリエイターファーストであれたか」という定性評価になびきがち。会社の粗利・継続性に効く指標で縛らないと組織として利益が出ない。

栗原は売上目標だけだと低粗利案件を取る誘因が働く。粗利で見れば筋の良い案件選別が効く。

山本は轟担当 + PR案件まわりの現場最高責任者。動画運用とクリエイティブには関与薄く、そちらは岡崎側。スコープを正しく切らないと責任不在 or 二重管理になる。

03 / FY11ベースライン(精査済み)

⚠ データ精査での発見
精査の過程で2つの罠があった。両方を補正した数字が下記。

payslips重複問題:creator_id NULL の旧版と紐付け版が両方残っており、単純集計で支払い2倍計上。粗利率が半分に見えた。
ディール分割問題:二次利用費・派生案件が別project_idで切られており、単発で見ると粗利率10-20%の薄利に見えるが、合算すると40%超え。Fleuri 1月案件群が典型例。

PR案件 区分別 P/L(ディール合算、S/DONE)

区分ディールグロスネット粗利粗利率薄利
轟ちゃん215,250万3,260万1,990万37.9%0
代理店PR312,880万2,050万830万28.8%0
所属(轟以外)16610万370万240万39.4%0
PR全体688,740万5,680万3,060万35.0%0

FY11 9月-5月、9ヶ月実績。月次平均 = 970万グロス / 340万粗利。

PR案件の月次推移

ディール数グロス粗利粗利率
2025-09161,275万385万30.2%
2025-102135万35万25.9%
2025-11141,247万487万39.1%
2025-1212786万301万38.3%
2026-01201,669万645万38.6%
2026-028950万376万39.6%
2026-0310856万323万37.7%
2026-0411405万108万26.7%
2026-05101,417万402万28.4%

04 / メンバー別KPI

栗原
粗利主軸
代理店PR / 営業

売上ではなく粗利を主指標。低粗利案件の駆け込み受注を抑制する設計。

指標FY11実績(月次)Q4目標
代理店PR月次粗利92万100万
粗利率28.8%28%以上維持
薄利ディール(合算<20%)0件0キープ
月次ディール数3.4件3件以上
藤山
入れ込み主軸
クリエイター統括 / 新規獲得

粗利数字より「クリエイターをちゃんと入れ込むこと」を主目標に。契約しただけでは収益化しないため、契約 → 初案件獲得 → 継続稼働まで持っていくプロセス指標で構成。

指標FY11実績Q4目標
新規所属純増数+2名
新規所属の初案件獲得期間契約後60日以内
新規所属の3ヶ月稼働額月30万グロス以上
所属(轟以外)月次ディール数1.8件2件以上
じゅらの真相
当初の集計でじゅら案件が「赤字」「粗利率15%」と見えたのはpayslips重複の罠。実際の粗利率は40%超で健全。問題は単価のみで、それは構造的に上げられない(ユーザー方針)。よってKPIは「単価 × 数」を増やす方向。
山本
轟+現場 コスメ除外
取締役 / 轟ちゃん担当 + PR案件 現場最高責任者

轟ちゃん本業 + PR案件全体の現場運営。動画運用・クリエイティブ周り(もち管掌)はスコープ外(岡崎管轄)。コスメライセンスは6%固定でコントロール余地がないためKPIから除外。

指標FY11実績(月次)Q4目標
轟ちゃん月次粗利(コスメ除く)221万220万以上維持
PR全体粗利率35.0%36%以上
薄利ディール(合算<20%)0件0キープ
納品遅延率10.1%5%以下
クライアントリピート率(2ヶ月+)48.9%55%以上
岡崎
新規領域
CEO / オンラインクリニック・フレグランス・動画運用・クリエイティブ統括

新規領域(クリニック / フレグランス)に加えて、動画運用6アカウント・クリエイティブ周り(もち管掌)の責任者。動画運用ベースラインはQ4後半で取得予定。

指標Q4目標
クリニック開業マイルストーンRMC契約・パートナー会議・冬開業準備
フレグランスSP案件成立数Q4で◯件(要設定)
動画運用6アカウント月次粗利ベースライン取得後設定
高橋(もち)
据え置き
動画クリエイティブ

狙いはアフィリエイト案件のCVR向上だが、アフィ案件自体がまだ実施できていない。Q4はもち関与の体制構築期として、KPIは設定せず据え置き。FY12のアフィ案件立ち上げと連動して設計予定。

05 / 残論点(次セッションで詰める)

論点 01

藤山「入れ込み」指標の数字感

契約後60日以内の初案件獲得 / 3ヶ月稼働月30万グロス、これでいいか。新規候補2名の単価想定を詰める。

論点 02

轟ちゃんコスメ抜き本業の見立て

6月以降「コスメ込みで600-1000万」だったのを、コスメ抜きでどう想定するか。4-5月の400万/月もコスメ込みベース?

論点 03

栗原 月次粗利100万の攻め方

「現状92万 + 9%」で固めだが、もっと攻めるか守るか。代理店PRのディール数を増やす方向か、単価を上げる方向か。

論点 04

月次レビュー運用フォーマット

スプシ / レポート / 1on1のどの組み合わせで回すか。誰がデータ更新するか。

論点 05

動画運用6アカウント ベースライン

岡崎KPIの粗利目標を出すために、現状の月次粗利を取得する必要がある。moz側にデータあるか別データか確認。

論点 06

FY12評価・報酬連動

Q4テスト後、評価への紐付けをどこまで強くするか。指標の硬さに直結。